SAKAGURA CROSS TALK vol.32
佐藤 太亮さん(haccoba, Inc.)
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宮坂 勝彦(真澄 / 宮坂醸造株式会社)
参加方法:インスタグラム 真澄公式アカウントmasumi_sake
2023.6.9.fri 19:00-19:45
テーマ:もっと自由に
【紹介するお酒】
・真澄 突釃(つきこし)
・haccoba はなうたホップス
インスタライブの最後に発表する「キーワード」をチェックして
こちらからご応募ください。→プレゼント応募フォーム
全国にある酒蔵の多くが100年以上の歴史を持つ老舗企業である理由、それはこの業界には新規参入という存在が例外を除いてほとんど存在しないことが挙げられます。長らく米が貴重品であった日本において、その米を原料に使用して酒を醸す酒蔵、そしてその売上によって得られる酒税が財源の多くを占めていた時代においては、市場における過度な競争を防ぐため新規参入を抑えることは一定の妥当性を持っていました。しかしそうした時代が長く続いてしまった結果、守られてきた酒蔵の多くは時代の変化に疎くなり、他の業界と比べた時に競争力を失ってしまったことが、日本酒業界凋落低迷の原因になったと考えています。
本気で酒づくりをしたいと思う人間が酒をつくることで、初めて時代を象徴するような新たな酒文化や価値がそこに生まれ、日本酒そのものが前進していく。
そうした空気を感じさせてくれるのが、クラフトサケと呼ばれるカテゴリーの商品をつくる作り手たちです。日本酒と同じ米と麹を原料に用いながら、そこにホップやハーブ、果物を加えることによってこれまでにない新たな味わいのサケを醸しています。
Haccobaの佐藤さんは、そうしたムーブメントを牽引するつくり手の一人。彼の創り出す酒はこれまで限界だと思っていた米でつくる酒の味わいを我々の思ってもいなかったような方向に飛躍させてくれました。
彼らの掲げる言葉『酒づくりをもっと自由に』。自由とは品質が伴って初めて高らかに謳うべき言葉だと考えますが、初めてhaccobaのサケを口にした時から僕は完全にこの酒の虜になっています。これからの時代をつくる彼らと、酒の未来について語りたいと思います。(宮坂)
■佐藤 太亮さんプロフィール
酒蔵 haccoba(はっこうば)のオーナー・醸造家であり蔵元一代目。IT企業に勤める傍ら日本酒を飲み歩き、酒蔵立ち上げを志す。阿部酒造(新潟・柏崎)での修行を経て、2021年2月、福島県南相馬市小高に念願の酒蔵を誕生させる。
■プレゼント企画
今回は、「真澄 突釃(つきこし)」と「haccoba はなうたホップス」をセットにして1名様にプレゼントします!
インスタライブの最後に発表する「キーワード」をチェックして、応募フォームからご応募ください。