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清酒品評会について

清酒品評会昔も今も、全国・国税局・県の清酒品評会は清酒メーカーが渾身の力を振り絞って戦う戦場です。これは受賞の有無が業界内に留まらず広く一般にまで喧伝され、営業成績に少なからず影響するからです。

特に規模の小さな酒蔵にとって清酒品評会は、世間に名を知らしめるための重要な登竜門です。1950年代まで芥子粒のように小さかった真澄も品評会で金賞の常連蔵となることで次第にお客様のご支持を得るように成りました。

ただし宮坂勝や窪田千里は、常々「品評会出品用の大吟醸を造るのは蔵人のトレーニング。大吟醸造りで技術を磨き、普通の酒を美味しくするのが最終目標だ」と言っていました。

清酒品評会こ の思想は現在でも引き継がれていて、真澄は金賞受賞酒に特別なラベルを貼って売出すようなことをしていません。当社の場合、品評会用に造られた大吟醸は全 て一升瓶に壜詰めして壜燗し、3℃の冷蔵庫で平均18ヶ月間熟成後、出荷用の四合壜に生詰めし「大吟醸 夢殿」として販売しています。

このところ品評会には様々な批判があり、出品を辞退する酒蔵も出てきました。しかし「品評会は蔵人のトレーニングの場」であり「蔵人の意欲を掻き立てる桧舞台」と信じる真澄は、今後も最善を尽くして金賞を狙い続けます。