富士見蔵

全国品評会での好成績や7号酵母の発見などが重なり、やがて諏訪蔵の酒だけではご注文に応じられなくなりました。そこで昭和57年、八ヶ岳の雄大なパノラマを眼前にのぞむ960mの台地に建設されたのが富士見蔵(諏訪郡富士見町)です。

森に囲まれ豊富な仕込水に恵まれていること、標高が高く理想的な冷え込みが得られること、そして真澄の酒造りを担ってきた諏訪杜氏の故郷であることがこの地を選ぶ決め手となりました。
製造設備も、“ずく”を出して酒を造るという思想も諏訪蔵を忠実に踏襲。コンピュータ制御の精米工場を持っているのもこの蔵の自慢です。
 

(文 宮坂直孝)